心外無別法
仏教の言葉に「 心外無別法 」・・「しんげむべっぽう」と云うことばがあります。
これを直訳すると「 心以外に決めるものは何も無い 」と云うことなのですが、心が迷えば凡夫となり、悟れば仏となる。あらゆる仏さまは、心がつくり出すもの。
と云うことだそうです。 私は自分なりにこの言葉を以下のように理解しております。
起きた現象、存在する現象を自分に受け入れるかどうかを決めるのは、全て自分の心が決めるもの。同じ現象を「喜びとする」も「悲しみ」とするも、怒りとするも全て自分の心が決めるもの。
そして、一番大事なことは「 人間として生まれた幸せは、心の存在を自覚したときから始まる 」これを実感する事と思っております。
自分の現在の仕事の成果を「失敗」「成功の過程」「成功」とどれに位置付けるかは、他人が評価するものと思いますが、究極は自分の心が決めるものです。
他人の評価と自分の心の位置づけが一致することを望みながら、これからも仕事に励みます。
2008/10/08 Yahooブログより転載
2013年2月15日