タイでの経験から思うこと。

コラム

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仕事でタイのバンコクに行ってきました。タイの大手ベーカリーの仕事です。
この街で目にしたことは、実に生き生きとしたバイタリティーに溢れた庶民の姿です。

決して裕福な高級な姿ではありませんが、日本人の忘れかけている「希望」「夢」「ロマン」「冒険」。
そうです、若者(年齢ではありませんよ!)の要因が溢れているのです。

また、仏教の国ですから挨拶に手を合わせます。あまり親しくない人同士でも、小さなお世話で手を合わせて感謝の意をあらわします。

このような風景は、日本でも3、40年前は当たり前に見られましたが、最近なかなか感謝の表現を感じれなくなっているのは私だけでないと思います。

「金」「権力」「名誉」の価値が優先され「愛」「感謝」「慈悲」の価値が薄れていく日本。働く喜びは自分の欲望を満たすことにあるのですが、その欲望があまりにも「金」「権力」「名誉」が優先され、本来の欲望「愛」「感謝」「慈悲」すなわち「傍を楽にする」ことが無くならない様にしたいものです。

世の若いお母さん方!
自分の子供たちを「愛」「感謝」「慈悲」に満ちた人間に育てようではありませんか。
このテーマは父親より、母親が絶大な影響力を持っていると思います。

世の若いお父さん方!
自分の子供たちを「希望」「夢」「ロマン」冒険に満ちた人間に育てようではありませんか。
このテーマは母親より、父親が絶大な影響力を持っていると思います。
これらの要素は幼少の頃に植えつけられます。決して学校で学べるものではありません。

今の日本を眞に元気にするには、この手しかありません。

2008/10/11 Yahooブログより転載

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